味覚の前借り

無知の知 of ムチムチ 普段公にしないオ○ニー記事

アクティブ、パッシブ

ゼミがしんどすぎる

火曜の1〜4限で毎週あるのですが

1〜3限はそれぞれの授業で

・教科書(3つの授業で合計200ページ弱)
・論文(1限で1〜3つくらい)
・英語のエディトリアル(5〜15ページ×3つ)

やってる内容は以下の通りです


1限

アメリカ史。教科書、論文の内容はひたすらアメリカ史の分析。具体的な内容は、独立達成の過程からトランプ政権樹立まで。授業は、まず1週間の中のニュースについてのディスカッション。教授から話題を振るのではなく、「なんかあります?」と教授が学生に問う。そこから個人的な分析。例えば、今週の中なら金正恩のロシア訪問について、対米関係が悪化する可能性があるんじゃないか、経済制裁が強まるんじゃないか、日本もこれに対応して自衛隊のあり方を考え直さなきゃならないんじゃないか、、、と話が派生しまくるわけです。その中で自分の教養の無さ、や、教養の無さと言うよりは知的好奇心の向上が起きてくるわけです。そもそも経済制裁ってなんだろ?他にもどっかに対してやってるのかな?てか、なんでそんな制裁するんやろ、制裁することで経済的に恩恵を受ける、受けない国の違いはなんだろ、、、などなど。これで30分くらいつかいます。次に教科書。同様にディスカッション。個人的な分析をしていく。論文も同様に、、、、。

2限

アメリカ政治。授業は1限と同じディスカッション方式。アメリカ政治は高校の政治経済の授業で一応触れているから形式だけはなんとなく覚えていた(二院制、大統領選挙人、などなど)。


3限(一応ここがゼミ扱い)

国際関係理論。授業は1限と同じディスカッション方式。国際関係理論は死ぬほど面白い。国際関係理論は具体的は、どの理論、も武力衝突をできるだけ避けて平和になるために国はどのような動きをするか、を分析するものです。理論は主にリアリズム、リベラリズムなどがありますが、それぞれの理論の中でも最終的に目指す平和の形、その達成過程、前提としての国家の思惑なども大きく異なります。このような色々な理論から多角的な視点を得て国際情勢を捉える。楽しそう。高校の時の世界史でもこういう国際関係的な内容が一番好きだった。世界史の中で一番好きな人物がビスマルクで、彼は19世紀後半のナショナリズムのはびこった革命だらけのヨーロッパにドイツ第二帝国という馬鹿でかい国を作るわけです。その過程で、デンマークオーストリア、フランスと大きな戦争をしていく。最後の普仏戦争においてフランスとの関係が最悪になるわけです。この緊張緩和のためにビスマルクは、オーストリア、イタリア、オスマン帝国などと同盟を結ぶ。対してフランスは、イギリス、ロシアと同盟を結び対抗していく。当時としては圧巻の外交政策。しかし、この緊張緩和が逆に二大勢力の大きな緊張を生み、1914年のサラエボ事件で第一次世界対戦にまで発展するのです。第一次世界対戦では第二次産業革命の恩恵を受けて大量殺戮兵器が使われました。その結果多くの死者を出し、それを教訓として国際関係理論という学問が発達していくそうです。


4限

自分の調べた内容について毎週誰かが発表。それに対してみんなからの批判的質問のオンパレード。発表→ディスカッション方式です。今週は自分です。フロンティア消滅後のアメリカが何故本格的な帝国主義に基づいて中国、東南アジア進出、中東進出、アフリカ進出に乗り出さなかったのかを調べようかと思いましたが、時間がなくて進まなすぎて今週のゼミをお休みしようか考え中。


と、死ぬほどにゼミの負担が大きい。これが毎週です。何をしていても常にゼミの課題が終わっていないというプレッシャーが自分の中にあります。かなりの重荷です。

今週は特にそうでした。きっちりとやろう!となっていました。全く進んでいません。この調子だと明日休みます。常に束縛されている感覚です。

そこで次の次のゼミから対応しようと考えたのは、手を抜けるところで手を抜きまくるということです。1限の論文、2〜4限の英語エディトリアル、は流し読みでオッケーかな、と。教科書も基本は流し読み。

ゼミの重点は確実にディスカッションにあります。パッシブではなくアクティブに!!!

そもそもやろうやろうとやらされてる感(知的好奇心の湧きにくい)がある課題はパッシブラーニングになっている時点で良くない。やらされてる感が出た時点で流し読みにしよう。もちろんパッシブラーニングといっても学べることは多い!何かを経験する(素直に受け入れる)ということは自分の可塑性を有効活用しているということです。

でも3限の国際関係理論みたいに圧倒的に知的好奇心のわくものは、アクティブラーニングがしやすいので本格的に取り組もう、などです。具体的には、例えばここやったらどんな例があるだろうか、今の日米関係はこの理論から見たらこういう見方ができるのか、などなどを個人的に分析した状態でゼミに臨むというところです。

いろいろなことを経験して、直感的に楽しいと思える(知的好奇心がどんどん湧いてくる)ものに全力で取り組んだら最高に納得した幸せがもたらされるという自分の哲学にも適合しているので、アクティブになるべきか、パッシブになるべきかをよく考えてゼミに取り組みたいです。義務的に、やらされてるという素直に学べない可塑的でない時間を減らしていきたいです。

結論!ゼミ!課題はおもろいと思ったらアクティブに全力で読む!つまらんと思ったらパッシブに流し読みにする!ゼミのディスカッションは100%アクティブなのでアクティブアクティブアクティブに取り組んでみる!