味覚の前借り

無知の知 of ムチムチ 普段公にしないオ○ニー記事

人生の根っこ



自分も今年で大学三年生、21歳、そして6月からは就活(インターン)に向けて動き出す年頃となりました。就活に関しては、自分の人生に対する哲学的な部分が曖昧なまま業種とかを絞っていくのはすごく嫌だなと思い、今日まで1週間帰省して色々な人と話をしてきました。



ここ2年くらい、こういう人生の哲学に関しては何度も、何度も色々考え直してきて、一応毎回思想が固まっていましたが、プラクティカルな部分が見出せていないなと後々不安になっていました。



そんな最近はプラクティカルなことに対する考え方、具体的な取り組み方などを上手くある程度は整理出来たかなと思ったので、自分で読み返す用に軽くまとめてみたいと思います。





「自分の強みはなんだと思う?」





と、聞かれたらなんて答えますか。


今回帰省して中高の時の塾の恩師と初めてサシでお酒を飲んだ時にこの質問を受けました。自分は「ん〜強いて言えば素直なとこですかね、」なんて答えました。



そしたらこんな返答



「やると決めて姿勢を傾けたら、本気で取り組み続けられるところ」



と、言われました。初めてこのような自分に対する分析をもらいました。そこでなんかこう、今まで曖昧だったものが少し具体的になったかな、という感覚がありました。



ここで言う本気で取り組むとは、やると決めた事に対して常に向上心をもって、PDCAサイクルをフル活用して、徹底的に調べ尽くして、でもどっかで足りないところがあるな、って常に思ってて、みたいな感じです。



たしかに振り返ってみたら今までそういう体験がいくつもありました。高校の部活、大学受験、ダイエット、アルバイト、などなどいったん火が付けばとことんのめり込む。でも消えるのも早い。熱しやすく冷めやすい。



「でもどっかで足りないところがある」
というのはゼミの教授に言われてる、全ての物事に疑ってかかれ、というのと似ているかも知れません。



無知の知なんてのはよく言ったものです。自分の知識ってのは球の表面積みたいな感じ。半径と比喩した自分の知が大きくなるにつれて、自分の知らない世界も大きくなっていく。



例えば、最近の話で言えば焼肉のバイトの話。恥ずかしくて友達にはあまり話さないけど、自分の接客の目標はお客さんに笑顔で帰ってもらうことでした。そのためにお皿を下げる時にいちいち声かけたり、などなど繰り返していく中で色々世界が広がっていくわけです。そして閉店する1週間くらい前のバイト。とてつもないヤンキーがお店にやって来ました。ここだ!と思って本気で接客してみました。



「お兄ちゃん!ここで1番仕事できるバイトやろ!」



と、言われました。


何かを本気で取り組んだら周りの人に多少は伝わるんだな、と初めて思いました。



本気で取り組むのが得意、と言われても最初の一歩が周りに比べて極端に出来ない。やっているのかも知れないけど冷めるのが早すぎて、踏み出してないのと同値。



でも今なんとなく見えています。




ゼミとダイエットです。




いったん取り組んでみようかな。
最近カーネギーの本を読んでみたんですけど、悩みを解決したいなら思い立った瞬間、今日行動しろ!と初っ端から書いていました。悩みを解決する、ってのと連結して書いてるのが目新しい考えだなと感じました。



本の話で言えば最近、鷲田清一の本を読みました。



聴くことの力というタイトルなんですけど、彼の表現の一つに<顔>というのがあります。人間を一個人としてスーパー具体的、主観的に捉える、そして捉えられたものを<顔>と。自分はこういう対人関係を大切にしていきたいなと思っています。自分のことを<顔>として見てくれる人。そうでない人との違いはすぐにわかります。加藤が言ってるからダメだな、お前の行動は全て間違っている、と自分の全てを一般化して評価しています。そうでない人との関係を大切にしていきたいなと。そういう人間は自分は足りない、と向上心、無知の知的な何かがあるからこそ何からでも学びたいな、成長したいな、みたいなのが無意識的に出ている感じがします。



とー、読み返したら自分の言いたいことの3割くらいしか書けてない。風邪引いて頭痛が酷いのでサラッと。でもこの考えなら上記の思想も色々経験したら変わっていくのかな〜でもそういうのを周りの人と喋ったり、自分で考えるのも楽しい。