味覚の前借り

無知の知 of ムチムチ 普段公にしないオ○ニー記事

ママチャリで日本一周

 

 

「惰性

 

 

ふと、この言葉を思い出した。

 

中学生の時にサッカー部の顧問がたまに

「惰性で動くな」みたいなことを言っていた。

 

学校生活と部活の間にメリハリを付けろという様なニュアンスで言っていたのだろうが、「惰性」はたまに頭の中にそのワードがよぎる。

 

 

 

 

先日、就活の一環として京都で総合商社の企業説明会に参加してきた。

もちろん、各商社の生の声が聞けて申し分のないくらいに有意義ではあったが、

どこか味気ない、受け身な、という就活の側面が見えてきた気がした。

 

どの企業も自社の企業理念、大まかな業務内容、採用に関する情報など当たり障りのない内容がメインでした。

「私はこういうビジネスに取り組んできて、こういうことが本当にやりたくて、実現したくて、でもこういった課題が見えてきて、それが楽しくて、、、」の様なリアルなエネルギッシュな話はほとんど聞けませんでした。

 

 

 

何か就活の嫌な側面が明らかになってきました。

現段階での21卒はサマーインターンのエントリー、自己分析、企業分析をメインに行なっています。

これらが受け身な感じに自分に聞こえるのは、ESの書き方、GD対策、webテスト対策、フェルミ推定・ケース問題対策などに真っ先に取り組まないといけないぞという感じがするからです。

自己分析を通じて見えてきたのですが、就活で評価されるもののベースは1から3年生の間で何をしてきたかということに限ります。

 

ですが、ほぼ100%の日本の大学生は、自分を含め、大学生活をなあなあで生きてしまっています。

とりあえずバイトをし、サークルに参加し、授業中に寝て、でもなんとか単位は取って、の様な。この生活を上手く見せる様にES、面接などの対策をしていく。

 

 

 

何かどこか本末転倒な感じがします。

 

 

 

よっしゃ大学生になったぞ、とりあえずなんか”本気”で取り組んでみるか!の気持ちで過ごし、あー就活もあるんか、どこにしても”本気”で取り組めるところがいいな。

とりあえず今の自分を素直に伝えてみよう、ここの企業、業界面白そうだな、てかそもそもよく企業とかよくわからんから色々調べてみよ、説明会行ってみよ、いろんなとこ受けてみよ、がベースとしてある。

そして、ESとかwebテストとかもやらなあかんのやな!対策しとこ。

 

と、上記のES対策などを「手段」の一環として認識し、「目的」として就職し”本気”で働いてみることを挙げている。これが自分の描く理想図なのかなと少し考えた。好奇心を常に持ち合わせている。

部活生が良く評価されるのもこの様な、何かに”本気”で打ち込んだ経験が分かりやすいからでしょう。

 

逆に一般的な自分の様な大学生は今までの「怠惰」な生活を上手く見せることが目的になっている感じがします。

就活対策が「目的」の様な。何か受け身で、対策をやらされていて、やんなきゃいけないぞ?と誰かから諭されている様な。

 

 

だから就活は嫌だなーーーーーーーーーーーーなんて言うと、

 

 

「その考えは逃げだ」

 

 

なんて絶対言われます。出来ないからやりたくないんでしょ?面倒なんでしょ?世の中甘く見ていない?などなど。

 

 

しかし、就活の前に、就活のためではない、何かに”本気”で打ち込めるものに取り組みたい。

そこから将来自分が何かに”本気”で仕事に取り組むための機会を得る「手段」としての就活に臨みたい。「目的」ではなく「手段」の就活。

 

 

自分としてはあまり言ってはいけないのですが、就職はぶっちゃけどの業界でも”本気”で仕事に打ち込める環境が与えられるのなら構いません。

少しでも着火剤を付けられた物事に関しては自分で追加のエネルギーを創出して突っ走っていく自信があるからです。

一度”本気”で触れたものに対してはどんどん好奇心が後追いしてきます。

 

 

なので、金融、商社、メーカー、広告代理店、ベンチャーなどなどなんでもいいなと思ってしまいます。

今は中国の一帯一路、米中貿易戦争、香港デモなど中国の話題が大好きなので、商社に入って、東南アジアで一帯一路に対抗するか、もしくは連携していくかなどのビジネスに取り組んでみたい、と部分的に考えています。

 

 

 

では大学生のうちに何に”本気”で取り組めるか、

 

 

 

 

ママチャリで日本一周です

 

 

この前、大学の友達が青春18切符で中部を一人旅した話を聞いて無性に旅行に好奇心が湧きました。

 

また、先月のゼミでの講演の時にきていた北海道出身のどっかの大学の教授と仲良くなった際に、その人が社会人になってから徒歩で日本一周をした話を生で聞き好奇心がブワアあああああああああああああとなりました。

 

自分は周りに流されて、大学生だから留学せなあかんやん!みたいな留学を嫌悪しています。いくなら、何を勉強したいかなどを明確にして、惰性の留学は嫌だなと感じています。ワクワク感のある様な。

 

直感的な好奇心で思い立ってこのブログを書いています。

まだ決定事項ではありません。

もしいけるなら、来年度は休学にします。

 

まずは沖縄、九州、中国、四国、近畿、中部、北陸、関東、東北、北海道と。

 

来年の2月まで貯金をし、多少は実家からお金を出してもらう。

2020年の2〜9月くらいの間で行けるだけいく。

 

一旦実家に引っ越し、2021年の2月ごろに北千里に引っ越す。

 

同期の就活生からは能天気なやつだなと思われるかもしれませんが、何となく惹かれます。

ママチャリを使うのは親近感を各地域で感じるためです。

 

そもそも自分は日本についてあまりにも知らなさすぎます。沖縄の辺野古移設の問題も現地に行き見てみたいし、熊本城の修復も、東北の三陸海岸福島県、などなどの災害地域も新聞やニュースでしか見聞きしていないし。そもそも観光地、名物にも触れたい。

 

北海道で生まれ育ったという弱点が見え隠れしています。

 

また、なんか個人経営の様な各地方の居酒屋で知らんおっさんと話してみたいし。

 

モワッとした好奇心がてんこ盛りです。

 

ですがそのためには、貯金したり、親の了承を得たり、などなど乗り越えないといけない課題もてんこ盛りです。

 

こんなワクワクすることに、貯金、周りの了解、計画、体力、などなどの問題に”本気”で取り組める機会が得られそう!

 

こんなこと実現できたらめちゃくちゃ楽しいだろうな、と思った深夜でした。